どうも、タビたびです。
今回は双門の滝、後半です。
前半戦はこちらから↓
tabisurusizenji.hatenablog.com
一の滝でまったりしたい欲求にかられつつも、時間が押しているので、どんどん次に進んでいきます。
はしご地獄で、さっそく挫かれるんですけどね。
一の滝を越すと、もうここからはとことん、はしご地獄です。
このはしごが地味に体力にきます。
結構体力に自慢ある仲間も「またはしご!!!」と膝を叩いていました(笑)
結構鋭利な岩にも、はしごで安全に通らせてくれているので感謝の極みなのです。
はしごがなければ、危険度はより一層増すことでしょう。
だからはしごには感謝を込めないといけないんだ!と仲間にはそう諭し続けました。
返事はありませんでしたが、気持ちは伝わったことだと思います。
そうこうしていると一部倒木により、はしごが滑落しているところにでくわします。
結構危険を感じたので、その場の写真はありませんが、
そこから木とスリングを自身に取り付け、とった写真です。
周りは自身の前にある取り付いている岩場だけがあるだけで、他は何もありません。
安心して歩ける地面が恋しくなりました。
このはしごの滑落場所がハイライトと思ったのですが、この後も、とにかくリッジのきいた箇所ばかりいきます。
ようやく双門の滝に到着です。
景観ポイントでは滝から離れすぎて滝の音は聞こえませんが、落差がすごく、周りの切り立った岩場と相まって壮大さを感じます。
ただこれまでのコースも結構な景観が多かったので、特にここがすごい!という気持ちになったというより、このコースがすごい!という気持ちになってしまっていることが正直な気持ちでした(笑)
後日、詳しいものに聞いてみると滝壺近くまでいけるルートが別に存在するとか。
今度行って見たいものです。
そろそろお腹も減ってきたので、少し行ったところでお昼休憩です。
行きの工程の3/2といったところでしょうか?
初ルートということで時間がかかります。
水が少し心許ないので、沢で水補給を浄水器を使ってしたのですが、
この水、美味しいこと美味しいこと。
早速、この水を使ってコーヒーを沸かします。
これまた非常に美味しかったです。
小鳥のさえずり、木漏れ日、水の流れる音。
その全てが気持ち良さを演出してくれます。
朝も早くから出発し、ここまでの行程で約5〜6時間ほど。
ちょっと休憩も長くとりたくなります。
ゆったりまったり。
気づけば全員30分ほど寝てしまうのでした(笑)
みんな英気を養ったので、出発です。
川原小屋近くの崩壊後です。
これまでの水辺の柔らかい景色から一変。荒々しい風景が広がります。
写真ではその変貌ぶり、何かしらの圧を感じる雰囲気はなかなかでないのですが、ここだけ本当に別世界に来たような気持ちにさせられました。
と思えば、近くの沢ではこんな優しい風景もあり、この差がこのルートの楽しさを、面白さを演出してくれます。
空中回廊や若干中に浮くはしごなどを経てようやく、
狼平の小屋に到着です。
時計を見れば、もう16時少し前といったところでしょうか。
初ルートで難易度の高い場所は結構時間がかかってしまいます。
(いやいや、昼寝も確実に効いてますよね…昼食休憩に1時間半強だもんな〜)
そこから狼平で泊まりの人たちとしばらくおしゃべりした後、さっそく出発です。
帰りは簡単なルートで帰ります。
今までとても濃いルートを歩いていたので、帰りは森の散歩のように気持ち軽やかに歩くことができます。
狼平から車がある場所まで大体予定では3時間。
一応ナイトハイクになってしまっても大丈夫なように準備しておいてよかったです。
しかし、仲間たちはどうしたことでしょう。
歩くのが、速いです。
結果、18時半には、車のとこに到着することになりました。
『いや〜普通に歩くのがこんなに楽とは。どんどん飛ばしてしまいました!』
『もうお腹が減って…』
この人たちにとって、疲れとはなんなんでしょうか?
前後半に分かれて、しかも後半戦はいつもより長い文章なってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また、いつか今度はテント泊でここを訪れてみたいものです。
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