楽しいことを研究しよう

楽しいことを楽しく研究。最近はもっぱらラジコンです。

アンチスクウォート

近所の農道で試走していた際に気になったのですが、急加速をした際、前が浮くのです。家で急な坂道を試した際も、設置感薄いタイヤがでてしまいます。どうやったら改善できるのか、調べているとこの理論が当てはまりそうです。

スケールクローラーのリンクライザーの効果 その1 : WKクローリング日記 Ver.3

このアンチスクウォート率というのが、前輪の跳ね上げをさせているのだと考えます。(リンク先のmura さんのブログでとっても詳しく書いているので同じ悩みを持っている方はみてみると良いです)

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ビートルに当てはめると、おそらくアンチスクウォート率は黄色い点。(重心の位置は青線。各リンクは赤、タイヤの中心線ととアンチスクウォートラインは緑)各線に関してはこの様になり、アンチスクウォート率は100%以上(上にあると100%以上、下にあると100%以下)の場所にあると想定します。前回のディフェンダーで跳ね上げが気にならなかったのは、そもそもボディが重いことと相まって、重心の位置がずれ、アンチスクウォート率が低くなったことで全く気にならなかったのでしょう。(もう少し早く気づいていれば、もう少しガンガン走れるディフェンダーが作れたかもしれなかったですね)

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ディフェンダーのライン:100%近くにあると想定できますね」

ということで、リンク位置の変更。この理論で言うとアッパーリンクとロウアーリンクの交わる位置をアンチスクウォートラインの近くに寄せればOK なので変更します。

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このlcgフレームはアッパーリンクの取り付け位置はかなり多くあるので変更は容易です。

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変更後はこの様な感じ。

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後は実際走らせてみてですが、部屋でのテストは前輪がだいぶ浮かなくなりました。

後は、現場でのテストですね。