どうも、タビたびです。
前回、挑戦していた地べたに張ってみようのヘネシーハンモック。
今回はその続きです。写真多めですので、よろしくお願いします。
↓前回の記事です。気になる方は読んで見てくださいね。
一面の花が咲いている中、早速、練習開始です。
前回の教訓としては、中の移住空間が不足していることが、問題でした。
下手すれば人間パウチで、寝るにも一苦労という状況。
これを打破するために、木と木を結ぶ一番大きいロープがある場所を主軸にし、シェルターを設営していきます。
では開始です。
設営パターン3:メインロープを主軸にポールで吊るし上げ、地に着く二辺を地面にペグダウン。
見た目的には合格なような気もしますが、
中は決して広くなく、最低高50cmほどです。
眠るだけならなんとか許容範囲かもしれませんが、頭の部分、足の部分は引っかかっています。
正直、快適にはほぼ遠いですね。
設営も安定が中々しにくいので、これも却下です。
設営パターン4:メインロープを主軸に片方をポールで吊るし上げ、もう片方はロープで少し上げて、地に着く二辺を地面にペグダウン。
むむ!?
これはいい感じではないでしょうか?
先ほどは両方ともポールにメインロープを掛けていましたが、今回は片方のポールからロープを引き、上方に引き上げています。
すると、なんともいい感じの空間になるじゃないですか!
室内の高さに関しては、ポールの高さ(120cmまでの高さ)以下でしかメインロープを貼れませんので、自然とそれ以下でしか、室内の高さは稼げず、テントのような快適空間とは若干違います。
実際のところ座れるくらいの高さなので70cmくらいでしょうか?
この日は少し風が強く、途中びゅうびゅうと吹いて来ましたが、結構な安定感を持っており、それほど崩れる心配はありませんでした。
稜線沿いや暴風域の中での設営を考えると、それはかなり難しくなると思いますが、森林限界以下であれば、これは正直使えますね。
片方のポールは4箇所のガイラインで、完全自立させてしまいます。
反対側は、ヘネシーハンモックのメインロープが出ている部分に若干のくびれがあるので、そこを引っ掛けに引っ張りながら、ポールを二本のガイラインで安定させていきます。
後は、タープをポール間に引っ張りながら張ると完成ですね。
タープ間の張り具合とメインロープの張り具合のバランスが難しいところですが、ある程度決めてしまい、ハンモックのサイドをペグで止めてしまえば、簡単です。
なおかつ結構な安定感もあります。
順番でいうとこのような感じ。
- 一本のポールを自立させる。(ポール一本、ペグダウン4箇所)
- ハンモックのメインロープを上記のポールにかけ、任意の場所に伸ばす。
- もう片方のメインロープをほんの少し張りを甘くして、直接地面にペグダウン。(ペグダウン1箇所)
- もう片方のメインロープとハンモックをつなぐくびれ部分にロープをかける。
- ポールを二本のガイラインで仮自立させ、くびれ部分につなげていた部分を調整しながら張っていく。(ポール1本、ペグダウン2箇所)
- 任意の(室内の広さのバランスがいいところ)張り具合まできたら、ハンモックのサイドを直接地面にペグダウン。(2箇所)
- ポール間にタープを張りながら設置。サイドから出ている部分をガイラインを用いいて(状況に応じてですが)ペグダウン。(2箇所)
(ペグダウン箇所11箇所、グランドシートは別)
以上、こんな感じでしょうか。
何度かやって慣れてしまえば、正直簡単です。
流石にテントの設営のように簡単とは言えませんが、ひとつの道具で臨機応変に使いたいという個人の要望にはこたえてくれて、なおかつ実用的な結果となったのが嬉しいですね。
後は実戦で利用してみて、実際どうだったかがみてみたいものですが、それは多分当分先になるかもですね〜。
(やっぱりハンモックなので、正直木と木の間に張るのが一番気持ちがいい。中々地面に張ろうという気がしないのが一番の理由ですね。笑)